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２００８年０４月号（簡単な先行技術調査方法（２））
2008/04/17
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特許業務法人
小野国際特許事務所メールニュース
２００８年４月号
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簡単な先行技術調査方法（２）
前回（２００７年９月号）は、特許電子図書館の公報テキスト検索におけるキーワード
の設定の仕方についてご紹介いたしましたが、今回は公報テキスト検索における国際特許
分類（ＩＰＣ）の設定の仕方についてご紹介いたします。
この国際特許分類は、技術内容に基づいて国際的に統一されている分類であって、特許
文献を分類するのに用いられるものであります。
この国際特許分類の詳細については省略致しますが、これを上手く使うと、キーワード
検索だけでは絞り込みにくい単語をキーワードとする発明についても検索結果を絞り込む
ことができます。
例えば、「飲料」のように、「緑茶飲料」、「アルコール飲料」等の飲料の他に、
「飲料容器」等の容器、「飲料用香料」等の添加剤、「飲料製造装置」等の装置等の
「飲料」を含む技術が多岐にわたる場合には、「飲料」をキーワード検索すると検索件数
が非常に多くなってしまいます。こういう場合に国際特許分類による検索を組み合わせる
と効果的です。
国際特許分類検索を行うには、まず、検索しようとする発明がどのような国際特許分類
に該当するのかを調べる必要があります。
国際特許分類の調べ方としては、例えば、特許電子図書館のパテントマップガイダンス
（ＰＭＧＳ）のページで（http://www5.ipdl.inpit.go.jp/pmgs1/pmgs1/pmgs）検索する
方法があります。
このＰＭＧＳのページでは、キーワードを入力することによりそのキーワードを含む
国際特許分類を検索することができます。
また、国際特許分類の別の簡単な調べ方としては、既に自分が持っている検索対象と同じ
ような発明に関する公報からピックアップする方法があります。公開公報や特許公報には
必ず、「(51)【国際特許分類】」の欄があり、そこには国際特許分類が記載されています。
上記で調べた国際特許分類を公報テキスト検索のページの［検索項目］ＩＰＣの欄に入力
することにより、国際特許分類による検索を行うことができます。
上記を踏まえて、皆様も特許電子図書館で国際特許分類による検索を行ってみましょう。
このトピックに関してご質問等がございましたら、弊所太田までお問い合わせ下さい。
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５の行事： ５月 ９日（金）１３：００〜１７：００ 発明無料相談会
場所：発明協会沖縄県支部
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５月の滞在予定 ５月７日（水）〜 ５月１３日（火） 弁理士 井手 浩
※弁理士が沖縄オフィスにいない場合でも、テレビ会議システムにて東京オフィス
の弁理士と相談することが可能です。
相談したい日にちと時間、会社名、担当者名、連絡先を記入の上、下記の
アドレスまで送信して頂くか、直接沖縄オフィスまでご連絡を下さい。
なお、メールにてご連絡を頂いた場合には、メールチェックの都合上、
翌日の返事となることがあります。
相談予約メールアドレス：okinawa@ono-pat.co.jp
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最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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